日本人在住者で賑わうホーチミン1区のLe Thanh Ton通りに
本格蕎麦専門店として看板を上げる「春夏冬 蕎麦」(SYUNKATO SOBA)。
運営するのは、30年以上日本で板前として活躍した日本人で、
その後2015年10月にベトナムの地に出店した。
全ての行程に手間暇をかけた料理の数々、高級感溢れる和の空間とあり
出店当初は日本人在住者の間でも話題となった。
4年以上経過した現在はどのような状況なのかを調査するべく訪れた。
1階のカウンター席は、長さ10mの無垢板を使用し、
オープンキッチンになっていることから
厨房の様子を見ながら食事を楽しむことができる。
2階は8つの個室が用意されており、接待にも利用しやすいと駐在員の利用率も高い。
にこやかな笑顔の女性接客スタッフが席へと案内。
カウンターに座ると日本人板前が調理やスタッフに指示を出し、
ベトナム人板前も慣れた手付きで行っていた。
最近では価格競争が激化されているが、全体的に強気の価格。
ベトナムの相場を考えると高級店に位置づけられる。
定番のざる蕎麦だけでなく、アレンジを加えたオリジナルの創作料理もある。
一品料理も豊富で蕎麦だけでなく、飽きずに色々と楽しめるのも特徴。
ほとんどの食材をベトナムから調達しており、日本人板前が選定した
よりすぐりの食材だけを使用している。
店員は全員日本語を話すことができ、明るく丁寧に接客は
日本と変わらない『おもてなし』精神をしっかりと感じることができた。
今回注文したのは蕎麦メニューの中で
もっとも人気とおすすめされた【蕎麦御膳】。
ベトナムではなかなか食べることができない木耳を使った酢の物、
こちらで調達したとは思えないほど新鮮で甘みがあるマグロや
薄い衣でカラッと揚げられた天ぷらなどがセットになっており
男性でも満足できるボリューム。
手打ちで作られた蕎麦は、滑らかなのど越しに併せて、
せりの香りが鼻を駆け抜けていく。
少し固めに茹でられており、歯ごたえもしっかりと感じられた。
日本さながらの本格的な蕎麦を味わえることに加えて、
立地の良さや高級感のある雰囲気でゆっくりとくつろぎながら
食べられると日本人駐在員の利用率が高い。
しかし、まだベトナムには蕎麦があまり認知されておらず、
日本の麺料理と言えばラーメンやうどんが人気ということもあって
ベトナム人の客層はつかめきれていない。
今後ベトナム経済が豊かになっていく中で
どれだけベトナム人に蕎麦の良さを感じてもらうことができるのか。
出店閉店が頻繁に行う飲食激戦区だからこそ
宣伝や集客について、今後どのような戦略を打ってくるのか
まだまだ目が離せない。
【店舗情報】
店名:春夏冬 蕎麦
住所:9 Le Thanh Ton street,Ben Nghe ward,District 1,Ho Chi Minh city,Vietnam
電話番号:02838227146
営業時間:10:00~14:00/17:00~22:00
※上記に掲載されている情報は、掲載日(2020/02/04)現在の情報です。ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、各店舗へお問い合わせください。

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