ベトナムフードビジネス情報サイト「フービズ ベトナム」

 

 

 

 

 

 

 

外国人が好きな日本食と言えば「寿司」や「刺し身」「天ぷら」などの王道の日本食。世界中から注目されており、様々な国の料理が出店しているベトナムでも数多くの日本食レストランが立ち並び、在住日本人にとどまらず、多くのベトナム人から受け入れられている。近年では日本人経営だけでなく、ベトナム人が経営する日本食屋も急増しており、ますます日本食の人気に拍車がかかっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年1月にホーチミン市の中心地に位置するHai Ba Trung通りとNguyen Thi Minh Khai通り、常時交通量が多いこちらの交差点にあるベトナム人経営の日本食レストラン「Saiko Sushi」もそのうちの一つ。店に一歩を足を踏み入れると日本の四季を感じさせる華やかな空間。1階中心は日本庭園のようなデザイン。そして店内は明るく、清潔感、温かみを演出していた。

 

 

 

 

 

 

 

様々な席が用意されており、カウンターを始め、テーブル席や掘りごたつ、2階には個室やVIPルーム、30名集約できる座敷もあるなど、様々な場面で利用しやすい。これだけの条件が揃っているとなるとオープンしてすぐに人気が高まりそうだが、店舗関係者のブログ記事によると当初は赤字続き。見た目の豪華さに相応しい料理と接客への改善に着手したとあった。10年前、少しずつ日本食レストランが出てきた頃であれば、競合の母数が少ないので、どの店も受け入れられてきたが、現在はホーチミンに限らずベトナム全土で日本食レストランが増加している。その為生半可な状態であると、どれだけ豪華な作り構えであれど、競合にすぐに追い抜かれてしまう。そんなSAIKO SUSHIは最近「良かった」という情報を耳にすることが多くなったのが潜入取材をしたをした理由でもある。

 

 

 

 

 

 

 

まずは接客だが、SAIKO SUSHIの客層の多くはベトナム人であったが、出入店の挨拶を日本語ですることや、誰が見ても美しく見える姿勢など、日本のおもてなしを感じさせる振る舞いの豪華な造りに見合う接客レベルへと変化することができていた。

 

 

 

 

 

 

 

日本食定番の寿司や刺し身。以前、酢飯の水分量が多いなど不評な口コミが多かったものの、きちんと改善されており、新鮮な魚に合い、酢飯と良いバランスを保っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外国人から人気が高いロール寿司や天ぷらも多くの種類を提供している。好みの料理を必ず見つけることができ、自分たちが知らなかった日本食に出会える。赤字から一転、店は盛況、一気に盛り返しを計っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本食は日本が誇る代表的な文化。その文化がこのような形でベトナム、そして世界に広がっていき、より多くの外国人が日本に興味を持ってもらえると思うと喜ばしい。料理は全体的にリーズナブル。ランチ弁当や宴会メニューなど、様々な場面で利用しやすい。ベトナム人経営の日本食レストランに今後も注目していきたい。

shop information

屋号	Saiko Sushi
電話番号	028 3822 0123
住所	104-104B Hai Ba Trung street,Da Kao ward,District 1,HCM
営業時間	11:00～23:00
ホームページ	https://www.facebook.com/saikosushi.vn/

※上記に掲載されている情報は、掲載日（2019/05/12）現在の情報です。ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、各店舗へお問い合わせください。

関連キーワード

こちらの記事に興味を持たれた方はこちらよりお問い合わせください。