ベトナムで一番の日本人街といえば「 Le Thanh Ton(レタントン)」。
そこに位置する大きなショッピングモール、「Vincom center(ビンコムセンター)」の地下3階に日本の老舗ラーメン店「8番らーめん」ベトナム進出1号店が2019年7月にオープンした。
「8番らーめん」は創業1967年。今ではフランチャイズチェーン事業で海外にはタイに128店舗、香港に3店舗を展開している。
日本に限らずタイや香港にも普及している「8番らーめん」のベトナムでの実態を探るべく、調査してきた。
平日だったからであろうか、ビンコムセンター自体お客さんは多くなかった。
19時30分くらいに入店したが、お客さんはベトナム人と見られる方が3組ほど。店内はカウンター席が15席ほど、4人掛けの席が13席ほどあり、かなり広々としていた。
あらゆるところに日本語で書かれた看板のようなものが飾ってあり、まるで日本にいるかのような感覚で、とても居心地が良かった。
メニューは全て日本語表記となっていた。我々が日本人だということを察して気遣ってくれたのかもしれない。
チャーシュー麺(78,000VND/390円)とざる餃子セット(98,000VND/490円)を頼んだ。10分も待たないうちに料理が運ばれてきた。
チャーシュー麺は、チャーシューが5つほどのっており、スープはさっぱりとしていた。上に乗っている8の数字のナルトが可愛いらしい。麺の量は少し少なく感じたので、サイドメニューの鶏の唐揚げ4個(58,000VND/290円)やポテト(28,000VND/190円)を頼むとちょうど良いかもしれない。
ザル餃子セットは、さっぱりとしていて食べやすく、わさびと大根おろし、ネギがついており、自分好みにアレンジできる。
セットの餃子の味の品質は日本のものと変わりはなく美味しい。
ベトナム・ホーチミンの「8番らーめん」は「Le Thanh Ton」の「Vincom center」に位置しているため、日本人や欧米人などの観光客も利用しやすい。ただその集客だけでは、多数の飲食店がひしめくこの商業施設でやっていくのは難しい。ベトナムの方に日常的にどう受け入れられていくかが鍵になるだろう。
店内も広く、客席も多い。求めやすい価格でベトナム市場に乗り込む「8番らーめん」、これからに期待したい。
店名 8番らーめん ビンコムセンター店
所在地 72 Le Thanh Ton,Dist1,HCM City,Vietnam.VINCOM CENTER B3
※上記に掲載されている情報は、掲載日(2019/09/30)現在の情報です。ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、各店舗へお問い合わせください。
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