「障害者雇用の場を作り、自立と社会参加を応援する」という理念のもとで経営しているヤマトホールディングスの特例子会社である株式会社スワン。その会社が365 Trading Logistics Joint Stock Company(地場365トレーディング・ロジスティクス)と加盟店契約を結び、2019年1月にベトナム・ホーチミンにて、フランチャイズ店となる「SWAN Café & Bakery(スワンカフェアンドベーカリー)」を2店舗同時OPENした。障がいのある人もない人も、共に働き、共に生きていく社会」を理念としており、実現に向けて店舗にて雇用したり、売り上げの一部を支援するために寄付する活動を行なっている。現在日本では直営店が5店舗、23店舗展開。海外店舗はホーチミンのみで、初の海外展開で話題になった。今回訪れたのは、グエンチャイ通りにある店舗で、分かりやすくロータリー沿いにあるので、とても車通りは多く、集客にはもってこいの場所なのではないだろうか。
店内は1階から3階まであり、1階は商品を並べるスペースがあるので、カウンターやテーブルが少ししかないが、2・3階はソファー席があり、青色の椅子と木の机で統一されていて、壁には桜の木が描かれていた。カフェ利用が出来るため、お子様がいてもゆっくり時間を使えそうではあるが、階段が狭いので、お子様との上り下りは注意が必要そう。
パンの種類は沢山あり、塩パン(Salt bread)などのシンプルなパンから、クリームパン(Cream bread)などの菓子パン、カレーパン(Curry Bread)のような焼きパン、さらにはアップルカスタードパイ(Apple custard pie)などのデザートパンがある。日本のように様々な種類があるように感じた。こちらで販売しているパンは、日本から原料を取り寄せているためか、日本の価格と変わらない印象であった。ベトナムの物価からみると少し高めに感じるだろう。注文を済ませると店員さんが席まで運んでくれた。働いている店員さんの一人が障がいを持たれているそうだが、言われるまで気が付かないほどで、素敵な笑顔で接客をしてくれた。
ドリンクの種類がとても豊富。スタンダードなベトナムコーヒーは39,000vnd(約190円)
日本で定番の塩パンは、外かカリッと中はバターの風味が効いていて、日本のものと変わらない感じであった。他にもアップルカスタードパイやセサミベーコンロールなども食べてみたが、それぞれ素材の効いた味になっていた。
平日のお昼休憩が終わる頃に行ったためか、お客さんは1組のみ。来店された方も1名であった。
日本から原料の輸入もしているし、日本の職人がベトナム人に直接技術を伝授したことにより、日本と変わらない味が再現できているものが食べられると認知されていけば、より多くの人に食べてもらえるだろう。そして雇用や、寄付などの支援していることが今以上に知れ渡れば、ベトナムの経済にも大きく影響させ、より注目を浴びるのではないだろうか。
shop information
屋号 | 【閉店】SWAN Café & Bakery |
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電話番号 | 02838277799 |
住所 | 1~3 F1,No.5 Nguyen Trai Dist 1,HMC |
営業時間 | 7:00-22:00 |
※上記に掲載されている情報は、掲載日(2019/09/25)現在の情報です。ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、各店舗へお問い合わせください。
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