「麺屋 一燈」は2010年に東京・新小岩に誕生。今では日本を代表するラーメンのブランドであり、「麺屋 一燈」、「ラーメン燈郎」、「つけ麺 一燈」などのブランドで展開している。
今では、麺屋一燈グループのブランド「豚骨 一燈」が、2013年にはシンガポールに、2014年にはタイ・バンコクに進出。そして2016年、台湾に「麺屋 一燈」を出店している。
ベトナムには2018年7月「豚骨 一燈」をホーチミンに1号店を出店して約1年が経過した。
日本屈指の人気ラーメンブランドのベトナムでの評価は如何に。潜入レポートをする。
「豚骨 一燈」は、欧米人が多く住んでいる高級住宅地エリアであり、おしゃれなカフェやレストランが多い2区、タオディエン通りにある「Oishi Town(オイシイタウン)」という飲食の複合施設内に店を構えている。
12時くらいにお店に入ると、欧米人が1組、日本人と見られる人が1組座っていた。
店内は4人掛け席が4つ、6人掛け席が1つあった。
メニューは、特製濃厚魚介つけ麵が120gで160,000VND(約800円)、150gで180,000VND(約900円)、200gで200,000VND(約1,000円)、300gで220,000VND(約1,100円)であった。また、特製濃厚魚介ラーメンはつけ麵より10,000VND(約50円)ずつ安くなっている。
その他にも、博多豚骨ラーメン(110,000VND/約550円)もあった。トッピングも選べて、チャーシュー(60,000VND/約300円)やメンマ(30,000VND/約150円)、サイドメニューとして餃子(50,000VND/約250円)もある。
我々は特製濃厚魚介つけ麵、特製濃厚魚介ラーメン、博多豚骨ラーメンを注文した。
「豚骨 一燈」という名前なのに、メニューに「魚介」という言葉がつくのは、豚骨の旨味と魚介の旨味を絶妙にブレンドした業態だかららしい。
特製濃厚魚介つけ麵、特製濃厚魚介ラーメンのスープは滑らかながらとろみがあり、麺によく絡み、チャーシューは箸で持ち上げると崩れるくらい柔らかく、麺と一緒に食べやすい。
博多豚骨ラーメンは、とんこつの旨味が何層にも感じられる豊かな味わいがあり、麺は100gと適量で、とんこつラーメンには欠かせない替え玉も十分堪能できる。
また、紅生姜で味を変えると、替え玉しても飽きることなく最後の一口まで美味しい。
ベトナム進出のラーメン屋という意味では若干高い価格設定の部類に入ってくるが、駐在日本人としては十分満足できるクオリティであると感じた。
最後に店内の写真を撮ろうとすると、店員さんはフレンドリーな笑顔で笑ってくれた。
ベトナム・ホーチミン市にある「豚骨 一燈」は、2区に位置していることもあり、欧米人のお客さんが立て続けに入店してきていた。
しかし「Oishi Town(オイシイタウン)」はとても閑散とした商業施設で「豚骨 一燈」も例外ではない。撤退店舗が相次ぐ中、ほぼ開業同時に営業をスタートし今も存在することは、それなりの集客が確保できていると取ることもできる。何にしても、ベトナムで成功してるとはまだ言えない同店ではあるが、近々ラーメン店が密集するレタントンエリアでの開業も噂されており、これから真価が問われていくことだろう。今後も注目していきたい。
「豚骨 一燈」
アドレス: 28 Thao Dien street,Thao Dien ward,District 2,Ho Chi Minh city,Vietnam
電話:02836368378
営業時間:月~金:11:00~15:00、17:00~21:00、土~日:11:00~22:00
※上記に掲載されている情報は、掲載日(2019/09/09)現在の情報です。ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、各店舗へお問い合わせください。
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