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潜入レポート
日本のおもてなしをベトナムで！ちよだ鮨訪問

2023.11.24

日本のおもてなしをベトナムで！ちよだ鮨訪問

ライター：intern

今回は日本の持ち帰り寿司のお店ちよだ鮨が、ベトナムで店舗型として進出していると聞き訪問してみました。

■ちよだ鮨とは？

ちよだ鮨とは日本でお持ち帰りの本格江戸前寿司として人気なチェーンストア。現在日本に200店舗以上の寿司店を展開している。
「寿司の大衆化」というモットーを掲げ、新鮮でおいしい本格江戸前寿司を、手頃な価格で、一人でも多くの人に届けることを心掛けているそう。そのために一つの商品の販売を極大化できるチェーンストアという経営システムを導入。
低価格で、多くのお客さんに届けるために、食材の仕入れから物流、商品の製造・販売に至るまでの仕組み作りを進めると共に、鮮度管理や衛生管理における独自システムを構築。
味だけに留まらない「日本体験」を味わっていただくことを目標に2016年にベトナムに進出。日本の最高水準のクオリティのサービスをお届けしているそう。
本物の日本料理が食べられるとのことで、ベトナムで人気を集めているそう。
2021年1月に2号店をオープンさせ、ホーチミン市に2店舗展開している。

■いざ入店

平日の20時頃来店。
外観は木造建築のような建物で、遠くからでもわかる程目立っていました。
3階建てで、1階がカウンターとテーブル席、2階がテーブル席、3階がVIP席と個室。高級感のある店内で、落ち着いた雰囲気。
お客さんは欧米人とベトナム人が多く、日本人はあまりいませんでした。
入るとすぐに「いらっしゃいませ」と落ち着いた旅館のような対応でのお出迎え。
カウンターでは目の前に職人さんがいて、握るところを見ながら寿司を楽しむことができます。
壁には金屛風や浮世絵が飾られており、日本体験というワード通りの店内。

■注文！多種多様なメニュー

メニューを見てみると驚き。
寿司だけでなく、すき焼きや焼き肉、しゃぶしゃぶなど様々なメニューが。鍋でだけで10種類も。
寿司も1貫から注文できるので、いろいろな種類が楽しめます。価格帯は（約1,000円～3,000円）
店員さんに人気1位と人気2番を聞いてみたところ、1番人気が極寿司盛りで2番人気が特選寿司盛りとのことだったので、そちらを注文。もう一つ、日本であまり見たことないメニューを頼んでみたいと思い、野菜にぎりづくしも注文してみました。

■実食！クオリティの高さに驚き

まずは極寿司盛り（約2,988円）
金のお皿に豪華な寿司がずらり。全12貫のラインナップでエビにマグロ、ハマチ、大トロ、サーモン、イカ、イクラ、ウニなどと日本でも人気なネタばかりでした。
注文の時にワサビを入れるか聞いてくれます。今回は別添えでいただきました。
ネタのクオリティも高く、ネタも一つ一つが大きかったです。
寿司に合うよう、ネタの味を邪魔しない甘みを持ったお米を厳選して使用しているそう。粒が大きく、一粒一粒がしっかりしていました。

次に特選寿司盛り（1,788円）
こちらも豪華な寿司がたくさん載っています。全12貫のラインナップで、サーモン、ホタテ、マグロ、エンガワ、アジ、甘えび、ハマチ、赤貝、タイ、卵と盛りだくさん。
料理長は日本の寿司店で25年に渡って活躍した寿司職人で、サポートするベトナム人職人たちも、日本で厳しい修行を重ねているそうで、納得の味でした。

最後に野菜にぎり寿司（約408円）
こちらは日本であまり見かけないなと思い注文。
アボカド、マンゴー、野沢菜漬け、パプリカ、オクラの寿司でした。
色彩豊かで、きれいな盛り付け。果物を乗せるマンゴー寿司は最初戸惑いましたが、甘さとシャリがマッチしておいしかったです。
他の野菜も新鮮でこだわりを感じました。
初めての味だったが、頼んで正解の1品。

■まとめ！本物の日本体験とは

今回はちよだ鮨に訪問してみましたが、お客さんが店舗を訪れて体験する全てから「本物の日本」を体験できる。というモットーを随所に感じました。まるで日本にいるかのような和の店内に、和のインテリア、日本のような接客、日本と同じクオリティの味と、どれを取っても日本の寿司屋と遜色ないレベルでした。
ベトナムという地で、本物の日本を創造する難しさは計り知れないですが、相当な企業努力あってのことだと思います。
また鮮度や衛生管理にもこだわっているそうで、独自の物流ルートから店内での仕込みまで徹底した鮮度管理システムを持っているそう。
食材もすべて店内で切りつけをしており、魚の仕込みには衛星管理マニュアルが定められており、毎日厳しいチェックを行っているとのこと。
ここまでこだわり抜いて本物の日本を作り出しているちよだ鮨。ぜひ訪れてみてください。