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潜入レポート
ベトナムの地をラーメンで虜に！麺屋一燈訪問

2023.11.27

ベトナムの地をラーメンで虜に！麺屋一燈訪問

ライター：intern

2018年にベトナムに進出して以降、ベトナムの地で愛され続けている麺屋一燈に訪問し、人気の秘訣を探っていきます。

■日本だけでなく世界で愛されている麺屋一燈とは？

麺屋一燈は2010年に東京の新小岩に誕生しました。2017年から2020年まで連続して食べログBronze受賞店となっている日本でも大人気のお店です。看板メニューの魚介濃厚つけ麺が人気で、2018年ベトナムに初店舗をオープンしました。そして翌年2019年12月レタントン（日本人街）に2号店をオープン。現在はレタントンにある2号店のみとなっております。また、ベトナムの他にも2016年に台湾に出店しています。
昼時や土日は行列になるほど人気なお店で、すべての素材にこだわりを持っており、麺は8種類の小麦粉を使用し作っているのだとか。

■いざ入店！客層は多くが日本人

平日の夜21時ごろ来店しました。入店すると「いらっしゃいませ」と日本語でのお出迎え。平日の夜遅い時間にも関わらず6割ほど席が埋まっていました。
私は個人的にベトナム人のお客さんが多いのかなと思っていたのですが、客層を見てみるとほとんどが日本人の方でした。

■麺屋一燈の店内の様子は？

お店は2階建てになっており、1階がカウンター席、2階がボックス席で家族連れでも安心して利用できます。
店内は日本のラーメン屋と同じような雰囲気でした。そして卓上にはラー油やお酢などの様々な調味料や、つけ麺用の割りスープまで置いてありました。店員さんも明るく、店内全体が明るい雰囲気に包まれていました。

■注文！日本には無いメニューも

メニューは豊富で、濃厚魚介つけ麺、豚骨ラーメン、中華そばと王道メニューの他に日本ではあまり見かけたことのないベトナム限定のカレーつけ麺やスパイシーエビラーメンという商品がありました。
サイドメニューも充実していて、チャーシュー丼や餃子などがそろっていました。トッピングもチャーシューや味玉などと、充実したラインナップでした。豚骨ラーメンは麺の硬さを選べたり、替え玉制度もあったりと日本と同じようなサービス内容でした。さらにつけ麺も、麺の量を通常150ｇのところ小サイズ（120ｇ)、中盛（200ｇ）、大盛（300ｇ)までお好みの分量を選ぶことができます。
今回私たちは豚骨ラーメン、特製濃厚魚介つけ麺、特製中華つけそば、カレーつけ麺を注文しました。

■いざ実食。

まずは一番人気だという特製濃厚魚介つけ麵（約1,140円）から。なんと6~8時間かけ丁寧にスープを仕込んでいるそうです。届いた瞬間から魚介の香りが漂っていました。スープはこだわっているだけあって、豚骨のうまみと魚介の香りがしっかりと感じられ、とても美味しかったです。麺も太麺で日本で食べる麺そのままでした。食べ終わったら割りスープを入れ、スープを飲むという最後まで楽しめるように工夫されています。

次に豚骨ラーメン（約840円）です。私自身博多にずっと住んでいるので、大の豚骨ラーメン好きですが、クオリティの高さに驚きました。豚骨ラーメン特有の細麵もしっかりと再現されており、まるで博多にいるかのような気分にさせてくれます。

次に特製中華つけそば（約960円）です。大きなワンタンが入っており、味もおいしくボリュームもある1品でした。

次にベトナム限定カレーつけ麵（約960円）です。ベトナムの料理は辛いものも多いので、カレーつけ麺は辛いかなと思っていたのですが、程よい辛さで辛いのが苦手な方でも食べられる味だと思います。
価格帯も800~1,000円前後とリーズナブルだと思います。

■まとめ！人気の秘訣は？

今回日本だけでなく、ベトナムでも人気な麺屋一燈の人気の理由に迫ってきました。なぜこれほどまでに人々の心をつかんでいるのかと考えてみると、どの商品も行列の絶えない名店の味をしっかりと再現しており、スタッフの接客も明るく元気で、日本の雰囲気そのままであることや、メニューの豊富さなどが人気の理由だと思いました。また素材へのこだわりの強さも高いクオリティのラーメンを提供し続け、人気を獲得できる要因であると思います。
ベトナムという日本から離れた土地で、日本と同じクオリティのラーメンや接客ノウハウを提供する難しさは、安易に想像のつくものではありませんが、相当な企業努力あってのことだと思います。また店は夜中まで営業しており、繁華街の中にあるため、飲み終わりの〆に利用できそうです。ラーメンという文化がベトナムに根付いてきている状況で人気を獲得し続けている麺屋一燈にぜひ足を運んで見てください。