ベトナムでは年々富裕層も増え、日本食に興味を持つ人がどんどん増えて来ている。同様に在住日本人も増えて来ている。ホーチミンでは、寿司、うどん、焼肉のような日本食ジャンルは多く、それらと比べると蕎麦を食べられるお店が少なく思う。今回は2015年にホーチミン1区レタントン通りのヘムにあった【山伏】の2号店として、さらにリニューアルし、名前も【トリデ横丁】に変更。こちらの蕎麦はいかがなものか、潜入して来た。
場所はビンタン区、ファンビッチャンのメイン通りから脇に入ってすぐにあった。店に入り上を見上げると、吹き抜けになっていた。また店の2階には、バーオキナワというお店があり、協力営業しているようだった。バーオキナワは一汁一菜のオーナーのお店で、トリデ横丁で食事をした後に一杯無料で泡盛がいただけるそうだ。これはお酒好きな人には大変嬉しいサービスである。店内には、ダンスフロア(やぐら)も完備されていた。店主も以前ダンスをされていた経験があるようで、パフォーマンスができるものがあると面白いと思い作ったそうだ。
今回の注文はもちろん蕎麦。物価がどんどん上がっていくベトナムで蕎麦を80,000vnd(約400円)で食べられるのはかなり魅力的。蕎麦の実の産地はダラット。それでこの低価格が実現されているのは衝撃だ。
炉端焼きが楽しめるよう、串焼きメニューもたくさん揃っていた。隣のテーブルの客(日本人男性3人組)を見ると、先に自分たち串で焼き楽しみつつ、酒をかわしながら談笑していた。我々も同じように串焼きを少量注文して、そばが出てくるのを待つことにした。
もう少しで焼けるかな、という頃に蕎麦が運ばれて来てタイミングも抜群。
蕎麦はレギュラーサイズを頼んだが、女性にはちょうどいい量だった。手打ち蕎麦が異国で食べられるのは新鮮で、日本を懐かしく思わせてくれた。残念ながら訪れた時間帯はダンスタイムではなく、今回は見られなかった。ベトナム人の女性スタッフ達は可愛らしく巫女をイメージした制服を着ていた。コンセプトが個性的と聞いていたが、ファンビッチャンは、ローカルの集合団地も近く、レタントン界隈よりもベトナム人を集客できるような気がする。このような日本のアニメを彷彿させるようなサービスはとても良いのではないか。トリデ横丁の隣にあるbirdyにも潜入しに行ったが、こちらは欧米人数組が集まっており、みんなワイワイとお酒を楽しんでいた。
外観からも欧米人が好きそうな路上席があるのが人気の理由だろう。我々は2名掛けのこじんまりとした席につき、モヒートとジントニックを注文した。
スタッフに日本人の来客が多いか尋ねると、見かけ通りで欧米人の方が多いと言っていた。こちらのバーはトリデ横丁を始め、その他のファンビッチャン周辺の日本食レストランの食べ物をデリバリーできるとのことだった。これは互いに良き助け合いになるだろう。年々、日本食レストランや日本人オーナーのお店が多く、ベトナム人にも日本人にも人気のお店が増えて来ている。トリデ横丁やbirdyをはじめ、今後ファンビッチャン周辺がどのように変化していくのか是非意識して観察して行きたい。
shop information
屋号 | トリデ横丁 |
---|---|
電話番号 | +84938256042 |
住所 | 78/1 pham viet chanh,Ward 19, Binh Thanh District,hcmc |
営業時間 | 17:30-0:00 |
定休日 | 日曜日 |
shop information
屋号 | Birdy |
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電話番号 | +84938818156 |
住所 | 80 pham viet chanh |
営業時間 | 13:30-2:00 |
※上記に掲載されている情報は、掲載日(2020/01/01)現在の情報です。ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、各店舗へお問い合わせください。
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