写真 OSOUZAI dining The First オーナー 多多納 基(ただの はじめ)氏
2013年にレストラン&Bar「The First」をオープンし、2017年にはサラダバー&レストラン「birdieclub」、そして2018年には大型ショッピングモールの髙島屋ベトナムに「OSOUZAI dining The First」を出店。瞬く間にホーチミン在住の日本人、外国人、富裕層のベトナム人を虜にしているオーナーの多多納氏。味の美味しさはもちろん、全店舗にて調理・接客レベルの高さや日本人経営ならではの細やかな気遣いなど、益々ファンを増やし続けている。来越したきっかけやこれまでの経緯、そして日本人のみならず、多くの客層から支持されているその理由について話を伺った。
ベトナムに来た経緯
私は広島出身なのですが、調理師専門学校へ行くために大阪へ上京しました。卒業後はホテルやレストランに勤め、サービスの勉強を学ぶために、最終的にバーテンダーとして働いておりました。料理やサービスを学んでいきながら、いずれは自分の店を持ちたい!と考えていて、最初はアメリカやオーストラリア、カナダなどの国への出店を考えていました。ちょうどその頃に、知人からベトナムがこれから面白くなるという話を聞き、まずは試しに行ってみよう、と軽い気持ちでベトナムを訪れたのがきっかけです。
現在展開されている3店舗の業態について
最初に開業した「The First」はレストラン&バー、次に出店した「birdie club」も同じくレストラン&サラダバー、さらにゴルフのシュミレーターをご利用いただけます。「OSOUZAI dining The First」は髙島屋ベトナムの地下にて日本式の量り売り惣菜屋を営業しています。
商業施設(髙島屋)へ出店したきっかけとは?
最初のきっかけとしては自ら髙島屋へ出店したいと提案したのではなく、髙島屋の代表がThe Firstの常連様で、髙島屋に惣菜屋を出してほしいと提案されたことがきっかけでした。髙島屋の社員の方々や関連会社の方々から、美味しい惣菜やお弁当が食べられるお店を高島屋に作ってほしい!と声を頂いたことから、どうにか助けになれないかと出店を決めました。
高島屋の客層は日本人が多いですか?
最初の頃はほとんどが日本人だったのですが、今では7割がベトナム人の富裕層、残りの3割で日本人、その他の外国人です。
現在は店内でも購入した商品を食べられるようになったのですが、ベトナム人の方の多くはまず商品を食べてみて、それから気に入ったものを追加で頼む傾向にありますね。
食材の仕入れ方法
全て自分で業者を選定し、食材も必ず自分が納得できるものを仕入れています。The Firstを始める前に務めていた日本食レストランでは調理だけでなく、仕入れも任されたいたこともあり、自分が使ってみて、必ず納得がいくところだけから仕入れをしています。
スタッフの教育方法について
調理や接客だけでなく、掃除にいたるまで全て自分自信がやってみせています。ただ口だけで上から説明するだけでは、スタッフはついてきてくれません。指導する際に決めているのは、口頭で命令形ではしないこと。まずは必ず自分がやってみせることを意識していますね。
今後ベトナムで開業されたい方々へメッセージを
これからどんどんベトナムの飲食業界は面白くなっていくと思います。ベトナム人の協力がなければ、どれだけ美味しいものを出しても、お店はうまくいかないと思うので、お互い助け合いながら成長していきましょう!
shop information
屋号 | OSOUZAI dining The First |
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電話番号 | 097 707 78 94 |
住所 | 92-94 Nam Ky Khoi Nghia Street Ben Nghe Ward, District1 TAKASHIMAYA B2F |
営業時間 | 平日 9:30-21:30/土日 9:30-22:00 |
サイト | https://www.facebook.com/Osouzai-dining-The-First-723617381334172/ |
※上記に掲載されている情報は、掲載日(2019/05/16)現在の情報です。ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、各店舗へお問い合わせください。
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